皆様、初めまして。 私は、約38年前から「分譲マンションの管理」を生業にしている株式会社ジェントの児嶋俊英といいます。
初めてブログを書くことを思い立ちました。宜しくお願いします。
日本の分譲マンションの歴史
「分譲マンション」という生活スタイルが日本で始まったのは、昭和31年頃、東京は新宿区四谷で、わずか28戸の小規模マンションが売り出されたのが最初だと言われています。
それから約60年、思えばほんのわずかの歳月で、日本全国各地に分譲マンションが売りだされ、今や650万戸超、毎年10万戸前後のマンションが供給され、1600万人超(全人口の12%)の人達が暮す生活形態となりました。今後も益々増加するでしょう。
そこでは、マンションを購入した「区分所有者」が、「管理組合」を結成して、自分たちの建物を末永く維持していくため、又、皆が楽しい共同生活を営めるようにと、日々努力を重ねておられます。
分譲マンションご入居者の皆様に私たちができること
私たち「マンション管理会社」は、建物の維持管理と快適な共同生活の運営のために「管理組合」のサポーターとして、マンション生活を取り巻く様々な問題に取り組んで、皆様のお役に立つべく、社員一同頑張っているところでございます。
「分譲マンション」は購入された方々がご自分の購入部分(専有部分)については、それぞれ自己責任で維持管理をされますが、建物の廊下や階段・駐車場・エレベーター・建物の外壁や屋上等、通常「共用部分」と言われる建物の部分の維持管理や皆さんが快適な共同生活を営んでいくためのルール作りなどは、「管理組合」の仕事として、全員の合意のもとに運営されることになっています。
複数の、しかも何十戸もの方々の共同生活ともなると、様々な問題が起こってきます。人はそれぞれに意見や生き方が異なるもので、中には当事者同士だけでは、中々解決が難しいことも、出てきます。住民同士のトラブル防止に「管理規約」や「建物使用細則」など共同生活を送る中で、守るべきルールを定めて入居者間の調和を諮るのも「管理組合」の仕事です。
マンション内で起きる様々なトラブルやその防止方法、快適なマンションライフの秘訣等など、今後、折に触れて取り上げてみたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願いします。